訴え

撮影:小棚木政之

人口減少(流出)が続き、ワースト1が多い秋田県は「課題先進県」と言われますが、日本の行く末の縮図とも言えます。
こうした問題を秋田がどう解決するかを全国が注視しています。

秋田から人が出ていくのは先が見通せないからだと思います。課題解決の糸口を先端技術に求め、より強く推進することで秋田県は、「課題解決先進県」へ大きく変わることでしょう。

人口減少や少子化の問題は一朝一夕には解決できません。まずは今ある社会を疲弊させず、次の世代へバトンタッチできるよう、少ない人口でもやっていける社会を作る、変革する。

そうした挑戦を子どもたちに見せることで希望を抱いてほしい。秋田にいても良いんだ、秋田で頑張りたい、というひとを一人でも多く増やしたいと思います。後世に誇れる秋田を作りましょう!

 

DX※日本一を目指す

・面積広大で人口が少なく課題多い秋田こそデジタル技術の活用を
・事務、管理業務が多い行政はDXに向いている
・民間でのDXを支援
・農業や医療、福祉分野など多様な産業での先導的活用者を増やす取り組みを

※DX(デジタル・トランスフォーメーション):デジタル技術を活用して社会をより良いものへ変革すること。

子育て日本一を目指す

・「5時から育メン」(出産家庭の男性の早期退社)制度の創出・支援
・デジタル化、自動化による人間力低下をフォローする教育活動支援
・中高接続の課題解決

急速な人口減少への対策強化

・健診率の向上促進
・遠隔医療の実証実験
・買い物難民、交通弱者対策の早期強化
・観光など季節的変動の大きい事業の通年産業化支援